「古語帳100」は古文単語を○×△に振り分ける作業を通じて覚えていこうというアプリです。
振り分ける作業は二通り用意されています。「古語振り分け」画面では、古文単語を見て訳語を思い出せるかどうか自分で判断して、○×△それぞれに振り分けます。古文単語の横にある○×△の記号を自分でタップして振り分けます。そして「四択テスト」画面では、例文中の古文単語について四つの選択肢の中から正しい意味を一つ選び、その正誤によって自動で○×△に振り分けられます。
二つの方法を併用して覚えていくのがお勧めです。古文単語を見るだけで訳語を思い出せるなら、本当にその古文単語を覚えているということです。しかし、意味を複数覚えておかなければならない古文単語については、文脈で意味を判断できなければなりません。例文を見て判断できることが必要です。これら二つの方法を併用することで、古文単語の真の理解と定着を目指します。
テストする古文単語の選択も効果的に行うことができます。「×」に振り分けた古文単語だけを学習したい。あるいは、「×」と「△」に振り分けた古文単語だけを学習したい。あるいは、「○」に分類した古文単語を忘れてきたかも知れないので、「○」に振り分けた古文単語だけを学習したい。全て可能です。さらに、それらを品詞ごとに絞り込んでテストすることもできます。
なお、初期設定では全ての古語が「×」に設定されています。また、○×△が設定されるのは古語に対してであり、訳語に対してではありません。複数の訳語がある古語であっても、一つの古語については、一つだけ「○」か「×」か「△」が設定されます。
解説も充実しています。語源またはゴロでの覚え方を載せているので、暗記しやすくなっています。さらに、それとは別に、文脈での応用が効くように、語源を中心としたやや詳しめの意味の解説もしています。また、訳語全てについて、例文と現代語訳、例文の背景解説を行っています。解説は、「古語振り分け」の画面や「四択テスト」等の画面からすぐに移動できるようボタンを配置していますので、こまめに確認することができ、暗記効果も抜群です。
「100語というのはすくないのではないか」そんな不安があるかも知れません。けれど、大学入試問題で、どんな問題が出題されているか、ぜひ見てみてください。この100語の中から、とても高い確率で、出題されていることに驚かれるはずです。本文読解においても重要語であることはもちろんです。
受験生の時間は限られています。時間を大切にするならば、この100語をまずはマスターすることをお勧めします!